民主主義を支える強固な倫理

 今回の更新は少々重い感じになってしまいました。気軽に読んでいただけると助かります。


民主主義が何であるかとかいう議論はここでしても不毛であるので、とりあえずここで言う民主主義とは個人の人権である自由・平等・参政権などを重視し、多数決を原則として意思を決定することとします。

 ところで、そうなってくると民主主義のキーワードは多数決というところにあります。そして日本では、ご存知の通り民主主義である。そして、20歳以上の人口は圧倒的に女性のほうが多い。


 つまり、乱暴な言い方をすれば,もしもすべての女性が今のフェミ二ストのような思想になってしまい意図的にフェミに有利な政策をする議員に票を入れるようになったら男性の選挙権を剥奪することも奴隷にすることも殺すこともできる。つまり、完全なる女尊男卑国家を造ることが可能なのです。


 少々、乱暴な言い方になりましたが決してありえない話ではありません
 憲法で人権が守られているのでありえないという人もいるかもしれませんが、憲法は、両院の総議員の3分の2以上の賛成によって発議され、次に国民投票にかけられ有効投票の過半数の承認で改正される

今の選挙制度なら、各選挙区においてフェミに有利な政策の議員を当選させればいいので、総人口の占める割合の3分の2以上を女性が占めてなくとも、議員の3分の2以上をフェミに有利な政策の議員にすることが出来る。そうなれば、国民投票は総人口の女性の割合の方が多いのだから簡単に通る。

 これで晴れて男性差別国家の完成である。

 それでも信じられない人のために言っておくと、このような民主的な手続きを踏んだ上でユダヤ人を大量虐殺したといわれているドイツのナチス党の存在を調べてみると良い。ナチス党の行ってきたことの「ユダヤ人」という言葉を「男性」に変えたらそのまま上記のようなことになるのではないだろうか。




 上記に書いてきたのは、すべての女性がフェミ思想に汚染された場合の最悪のシナリオです。

 今回の記事で伝えたかったのは、男性には、男性差別問題を楽観視していると上記のようなことになる可能性がある。
 特に女性には、自分に都合のいいからといってフェミ支持をしないで欲しいということだ。本当にフェミの言っている事が正しいのか。安易な判断で男性差別を助長するようなことはやめて欲しい。


2008.1.4








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